映画 Moana

耳と目が喜ぶポリネシアを舞台にしたディズニー映画。

公開 2016年11月 監督 Ron Clements, John Musker  脚本 Jared Bush

Moana by Disney

ディズニーがアメリカに於ける文化、民族、映画の出演者(声優)の公正さの扱いに注意して、political correctness, cultural warの地雷を踏まないように制作したポリネシアが舞台のアニメーションフィルムだ。けれども、そんな事は忘れて楽しむのが一番だ。将来ブロードウェイのミュージカルになることがあったら是非行ってみたい。クリスマス休暇中に大人5人で映画館に出かけた。

歌の部分を今大人気の ミュージカル Hamilton を書いたLin-Manuel Mirandaが担当していると聞いて彼がどのように子供向けのディズニー映画の音楽を創り上げたのか楽しみだった。実際にHamiltonを観たわけではないけれども。フィットネスに関心を持つ息子はプロレスラーで俳優のドウェイン・ジョンソンの声と歌のできに興味を持っていた。

私はその人を知らなかったのだが、その深い太い声がポリネシアのユーモラスな半神、太っちょマウイに実にぴったりしていて、その役に彼以外の人は考えられないと思わせた。劇場を出てからもずっと彼の You’re welcome の歌が耳から離れなかった。

宮崎駿作品もそうだが、この作品も女の子が主人公となっている。勝気でしっかりもののプリンセスを可愛がるおばあさんが、彼女にプリンセスとして海を渡ってきた一族の誇りと再生を託すのも「風の谷のナウシカ」に似ている。少女パワーとアニメは相性が良いのかもしれない。

あらすじは赤ん坊の時から海をゆりかごのようにして育ち、海に守られているモアナが父親の止めるのも聞かず、一人海へ乗り出しておばあさんが語った伝説の島に行くと話である。その過程で少女は半神に出会い、航海術を習い、幾多の困難も乗り越えて成長して行く。シャンシャン。

海や空、自然が信じられないくらい美しく描かれ、登場するキャラクターの表情も自然な動きをしている。歌詞にも笑え、大人と子供が両方一緒に楽しめるものだ。