Monthly Archives: August 2017

テキサスひらめとフットボールを楽しもう

はじめに

「今日はスターティングメンバーで、ずっとプレイした」

と興奮して話す中学生の息子に、

「えっ、試合を見てたけど、出たり入ったりしていたじゃん」と応えた私。

「それはさあ、僕はオフェンスだから、ディフェンスの時にはフィールドにはいないんだよ」

「ふ〜ん、そうなんだ」

 

こんな会話が私のフットボール観戦暦の始まりだ。13〜4年前のことだ。その前は正直、アメリカ人はフットボールにお金を使い過ぎる、バカだ、と批判的だった。ところが、どうせ息子の応援に行くならゲームを楽しもうと決めて、お勉強(ルールとゲームの流れを習う)をちょっとしたんですね。

それ以来、面白さが分かって、中学校、高校、大学など様々な大きさの学校のゲームにでかけた。テキサスの田舎町の小さな高校にでかけたり、アメリカ大統領がコイントスに現れたゲームなども観戦した。フットボールを通してアメリカ社会が見えると悟った。

「女にはその面白さは分かんねーんだよ」とか男どもに言わさず、「男が夢中になるフットボールといふものを女も観てみむとするなり」。始めましょう。

 

本「人生がときめく片付けの魔法」近藤麻理恵

近藤麻理恵
人生がときめく片付けの魔法

 

「片付け道」教本2冊。

「捨てる」「捨てる」そして 「捨てる」。キーワードは「ときめき」。

アメリカのベビーブーマーがダウンサイジングをする時期にきて、自分の持ち物を子供に譲り渡すつもりでいたのに、子供にはその気がなくて落胆する親が多いという記事を読んで、この本を思い出した。

世界各国で好評らしいので、バッサバッサと捨てられたモノがゴミと化して世界各地のゴミ捨て場が満杯になったか、なるのではないか。

退場させたモノの行く先、その末路、或いは経済的影響までは心配せず、ひたすら、「あなたの今いる場」をときめく場に変化させましょうに徹している。

デパートの売り上げが落ち続けているのも、この本を読んで片付けた後には「ジャンク」を買いたくはないし、少ないモノですっきり暮らしていけることに気付いて、それが好きと分かってしまった人が増えたからかもしれない。お土産、可愛い小物売りやさんなども困っているかもしれない。

私はこの本を読まずに「捨てる」を実践した。4年前、2階建て4寝室3浴室1シャワー・トイレの家から2寝室2浴室のアパートに引っ越した。その時は、「この洋服、この鍋、本は触ってトキメクかしら」などと言っている余裕はなく、兎に角期日までに所有物を3分の1までに減らす必要があった。ドラスティックなダウンサイジングであった。

但し「捨てる」ことはせずに中古品として売り出す、人にあげる、又は寄付をしたものが多かった。彼女が薦めるような縫いぐるみの「目を隠す」こともなく、袋に塩を入れて、ありがとうと言いながら捨てることもなかった。誰か次の人が使ってくれるだろう、と気が楽だった。

その過程で無感情に片付けて、モノを減らしたと言いながら、やっぱりこんまりさんが何度も話している「自分にとって本当に必要なモノ」かどうかを選別したと思う。

彼女は触ってときめくモノかどうかを捨てるか残すかの判断基準にしている。そして、片付けの終わったときめく生活空間で自分がやるべきことに情熱を捧げなさい、片付けは究極のゴールではありませんと唱えている。

これを聞くターゲットは一人暮らしの独身女性か、ライフスタイルの雑誌を愛読するような人で、子供がサーッカーの練習から帰って砂の混じった泥々の靴を脱ぎ散らかしたり、ストレスが激しく部屋いっぱいにモノを散らかしている女子高生がいるような人ではないだろう。オトーさんの臭い靴下や下着などもあまり片付けについては考えたくないかもしれない。モノの少ない、整理整頓された部屋に置かれた赤ん坊は、涎を垂らしながら「引っ張り出して、うるさい音を立てて散らかす」体験をあまりできずに育つかもしれない。どうだろうか?

捨てられない(選択をできない)理由に「過去に対する執着」「未来に対する不安」を上げている。同感する。更に言えば、人に対してどのくらい気を許すことができるかにも繋がってくる。育った環境が関係して、自己防御をしながら生きてきた人の心を変えるのは大変なことだ。それを、こんまり流片付け術で変えられるのなら、精神修養のリーダーと言える。彼女は片付けに情熱を注ぎ小さい時から打ち込んできた。それは天職とも言え、人をそれに依って惹きつけているので、茶道や花道と並ぶ「片付け道」のマスターとも言える。現在を重視するのは、一期一会など同じ考え方だろう。

パンツやストッキングの畳み方などをきちっと教えようとするのは、お茶室の入り方、右足を後ろに引いて何歩で畳の縁をまたげと細かく教えるのと同じだ。彼女の理論を説明したのが「人生がときめく片付けの魔法」。ピタリと決まる正しいたたみかたなどを図解したのが「イラストでときめく片付けの魔法」

そのうちに、Karate, Judo, Sushiなどのように、Katazkeyなどという言葉が世界語になるかもしれない。