Tag Archives: Lifestyle

Vegetarian eggs (ベジタリアン卵) って何?

「私はベジタリアンです」と言われたら、無理してBBQをすすめずに、

「じゃ、ポテトサラダでもどうですか?」とボールを差し出すと、マヨネーズが入っているからか、

「卵も食べない strict vegetarian (或いは vegan )です」と言われる。

「じゃ、豆とコールスローをどーぞ」

それは、人が肉類を様々な理由で食べないと自分で決めたものだ。ところが、最近スーパーでお目にかかるVegetarian eggsとは、どういう卵なのだろう? ニワトリが

Vegetarian eggs

「私は共食いになるような肉類、たんぱく質を食べないことにしたので、穀類だけ食べます(野菜はどうなっているのか不明)」と言って産んだ卵なのか。

そうではなく、卵を産ませるためにニワトリをケージに入れて飼っている人間が勝手に(他動的に)

「お前たちは今日からベジタリアンだから、そのつもりで与えられた餌を食って卵を産めよ。ベジタリアンの人間にアピールするようにするからな。俺って頭いいだろう?」と言ったものだろう。

ケージでずっと暮らしてきたニワトリはそれが良いかどうかの判断がくだせない。自由に大地を走り回り、地中にいる虫を食べて、その辺の草を食べているのは先祖のニワトリだと教えられている。でも、そういうハッピーな先祖的ニワトリも存在していて、それが産んだ卵は牛の放し飼いを思わせる牧草地、牧草という言葉を使って

Pasture Raised と書かれている。

Pasture Raised Eggs

ハッピーなニワトリが産んだ卵は味も良い筈と幸福価値が織り込まれたためか、値段は高い。どう考えても完全放し飼いはありえないだろう。写真のイメージをつけてフェンスに囲まれた草地で放し飼いをしていますとアピールしている生産者もいる。

Free Range と呼ばれるらしい。

Free-Range Eggs

 

Free-Range だけでなく、消費者が心配する NON-GMO (遺伝子組み換え食品ではありません)の証明も取った。しかし、オーガニックという言葉は見えない。

逆に、ぐだぐだとニワトリのライフスタイルを説明せずに、Organic だけを唱っているケース。アメリカ人は大きいものが好きなので、オーガニックでも「特大」と卵のサイズの方を強調している。

Organic Eggs – Extra Large

茶色い卵が白より高級感があるのかもしれない。この卵はCage Freeと書かれている。ケージに閉じ込めないなら Free -Rangeと言ってもよさそうだが、そうは言わない。このあたり、何となく曖昧だが、暗黙のルールのようなものがあるのかもしれない。

Cage Free Large Eggs

この他にも「ただ同然の値段」の卵も売っていて、値段は1ダース 約$1〜$7。何が違うんだろう?と迷う。安くて、安全、質の良いものを多くの選択肢の中から選ぶのは難儀だ。

このあと、新しくファミリードクターを選んだが、インターネットでいろいろサーチしていると、ぐずぐずと人々の評価などを読んで決められなかった。卵1ダースを決めるより重要だし。何事につけ、選んで決めるのは疲れる。

 

 

Austin, Texas – 犬とヨガのためのファッション

住んでいるアパートにドッグパークができた。私は犬を飼っていないが、住人のほとんどが一匹や二匹の犬を飼っているのではないか。ざっと見回したところ20〜40代の人が多く、私はその中では(年齢的に)突出している。

犬がいるわけではないが、その、できたてのドッグパークに行って外から見ていたら、大小さまざなな犬のひもを外して遊ばせている女性はスパンデックスのタイツというか、レギンスを履いている人が圧倒的に多かった。夏になればショーツに変わるのかもしれない。なるほど、オースティンダウンタウンW 6thの小さなお店に行った時のことが思い出された。一軒家の二階にある店に連れていかれたのだが、名前は聞いたことのないOutdoor Voicesと言った。

まず、犬のお散歩が目に入った。

犬の散歩用

Outdoor Voices店内

スパンデックス製品と少数のラニングシューズだけでよくビジネスをしていけるものだと驚いたが、店員が3人もいた。犬の散歩の他に、ヨガにもぴったりと表示されていた。このブランドは一世を風靡したlululemonを脅かす位置にいるらしい。来店した人は結構まとめ買いをしている。

lululemonの初期の製品のように良い生地を使っていて、それにブランドとしても強いと買った人に説明された。アパレルが苦戦をしているそうだが、ビジネスが上手く行って良く売れれば、お客に飽きられるし、利益を出すやりくりをすれば品質を削る(生地を薄くしたりする)こともあるだろう。大変なことだ。アウトドア、インドア、体を鍛えて、それに合う服を着ることがファションとなっているのだろう。鍛えた体がファッションの一部のように。

「犬とヨガのため「と書いたが散歩に連れて行かれる犬たちは飼い主が何を着ようが穿こうが可愛がってくれれば一向に気にしない。

The Defining Decade by Meg Jay, PhD

The Defining Decade by Meg Jay, PhD

職無し、金無し、家無し、彼女無し(彼氏無し)のナイナイづくしの若者に、何故、10代、30代、ではなくて、20代が「決めの時」なのかを実例をあげながら説明している。そして、その時期を逃すなと。

筆者自身も、大学卒業直後は、この「今すぐに人生の方向を決めなくたっていいさ」グループのライフスタイルに近かった。が、一念発起して、大学院と博士課程で心理療法を収めた後、若者を対象に心理療法を施している。

本で紹介されている例からすると、療法というよりは大人の仲間入りを拒む若者のライフコーチグをしているように思える。もちろん、何故、先に進まないかを探るときには専門の心理学の知識が必要なのだろう。実は彼女がこの本で訴えかけたい若者は、社会のどん底にいる、ナイナイづくしの若者ではなくて、

  •  大学は卒業した。だが、一時的でしかない仕事をしていて、停滞している
  •  人生は長い。今のうちに(20代)悠々、快適人生を楽しんでおこう。企業戦士に取り込まれたり、結婚などは30歳になってからだと先送りをぼんやりと決めている
  •  職無しではないが、一時的、あるいは先の見えないサービス業にいる
  •  彼女、彼氏と言える様な安定したパートナーを持たずに、一時的な性関係だけを求めて次から次に相手を変えていく
  •  拘束されずに自由でいるつもりでも決してゆとりのある気分ではなく、現状に満足していない

この状態から抜け出すちょっとした、ヒントというか、きっかけになるかもしれない実際例を紹介している。

バーテンダーをしていた女性が、ロースクールに入るために、どういうステップを踏んだのか。離婚をした親の間を小さい頃から行き来していたために放せなくなったバックパックはどういう意味があるのか。そのわだかまりを解いた上で、先に進んでいく青年の例など、渦中にいる若者が読むと自分と重ねることができるのではないだろうか。